「だーかーら、15段しかない階段を0から数えはじめると、一個減るだろってことだよ」
佳祐の言ってる意味が解らない。
「もう、いいか?」
佳祐が紙に書いて説明する。
「1、2、3、4、5、6、7、8、9、10・・・
となってる数列に
0、1、2、3、4、5・・・と重ねていくと・・・
1、2、3、4、5、6、7、8、9、10・・・15
0、1、2、3、4、5、6、7、8、9 ・・・14」
「あっ・・・」
「お前、底なしの馬鹿だな」
言い返す言葉が見つからなかった。
てへっ!
「ってそんなことどーでもいいんだよ!猫だよ、猫!!」
いけねー。危うく、本来の目的を忘れるところだった。



