「何の用だ!?」 「別に用なんかないよ。あんたには用はない用。なんつってな」 首を45度に上げて笑うこの顔、この目が俺達を物凄くののしっている。 「いいだろ、別に!これも作戦なんだよ!」 「作戦?なんや?それってこれかいな?」 雫が天井を指差した瞬間のことだった。 「ピーンポーンパーンポーン。えー、2年2組、伊達二郎、二本松佳祐、福島元気。以上の生徒は、至急、生徒会室に来るように」 生徒会室・・・ 「ほな、達者でなー」