実際のところ、ケータイ小説は、好きではありませんでした。



書き始める前までは、作詞を趣味でずっとやっていたんですが、ある日、どうしても暇で暇で死にそうなとこがあって、思い立って、ケータイ小説に手を出してみました。



そこで、検索欄に出てきて、目についたのが、この「野いちご」と「ベリカ」でした。



初めは、とりあえず、実際に経験したことを書こうと思い立ち、そうして記念すべき1作目となった作品が「私のちょっとだけ好きな9文字の人」でした。



個人的に、そんなに自身はない作品ですが、それでもたくさんの方に読んでいただいて、それが嬉しくて、どうすればみんなに読んでもらえるのか、考えながら書くようになった結果、このように大がかりな趣味になってしまったのだと思います。



ただ、ケータイ小説を書くのは、好きなんですが、読むのだけはどうしても好きになれませんでした。



純文学のような、ガツンと読み応えのある作品が好きなんです。