「いやあ、実は、僕達の演奏をどうしても聞きたいっていう人がいまして・・・」 そう言い、俺は残りの7人を見渡す。 「それくらいの人数なら、学校じゃなくてもできるだろう」 「いやいや、どうせならその大きくて格式の高い場所でやりたいなと・・・」 浅川は、終始、首をひねったままだ。 「栗原」 「なんでしょうか、会長」 「こいつらの問題履歴を出してくれ」 「はい。ここに・・・」 「ふむ・・・」 ん?なんだ?