あの雨の日に   

  

      傘を貸してから一日が経った


      まだ、浅本結葉に会えていない…


   
      俺は何を考えているんだ?!


     そんなことを一人考えていると…

    ケイ
    京「 奏葉、どうした! 、考え事でもしてんの?」


       ノー天気な親友、京に言われた

   奏葉 「別に…」

   京  「なんだよ!奏葉、冷たい奴めー!」

   奏葉  「うるせーな、お前は」

   京  「なんだとー!  俺の必殺技で懲らしめてやる!!」

   奏葉  「はは、やめろ」

   京  「何でお前、俺の前ではよく笑うのに女子には笑わないの?」

   奏葉  「あー、なんでだろ? 俺は笑いたいときにただ笑ってるだけ」

   京   「格好いいこといいやがって!」

   奏葉  「はは、普通のこと言っただけだろ」