私は少し制服が濡れただけだったけど命はびしょ濡れだった

「命…大丈夫?私のせいで…」

命は、そんな私にあきれたような顔をした

「柊が濡れなくてよかったよ」

私はその言葉に少しドッキっとして命から目をそらした

「アンタって なんだかんだで優しいよね、、」

そんな私の言葉に命の顔が少し赤くなった

「なんだよ急に、照れるじゃねえか」


私はポケットにあったハンカチを渡して


命と一緒に教室に向かった