私の家と命の家は、意外に近くていつも一緒に帰っている。


「アンタ先生に向かってさっきのはいいすぎ!」

「いやいや、柊の方が酷いだろ急に叫びだすからな」

「あれは…しょうがないでしょ!」

「いや~めっちゃウケたわ~」

「アンタ明日、先生に怒られても知らないからね!!」

「その時は、柊も同罪だ」


「何で私まで怒られるのよー」


「だって最初は、柊じゃねぇかよ!」


そんな事を話ながら帰っていたら私の家が見えてきた

「命、じゃあ私帰るね~」


「おう!また明日な~」


私は、命に軽く手をふって家のなかに入った