初恋の記憶







「 この子は、空山美月! 」と
私の代わりに自己紹介をしてにっこり





私もさすがに理沙にも悪いし…と
頭を軽く下げて会釈した。








「 理沙ちゃんと美月ちゃんね!OK!」






いかにもチャラい見た目の男が
馴れ馴れしく名前で読んできた。
私からすると…更にドン引きだ!←








…って何げに気にもなっていた。
チャラい見た目の男ではなく。
その後ろにいる、男。。。







一言も喋らず、ただやり取りを見てる。
時折、目が合うけどすぐにそらされる。
…というか、私もすぐそらしてしまう。






だって…なんか…この人…
今まで会った事のある同級生の男子で
初めて感じるこの胸の感覚…。なに?








「 へぇ〜じゃあ2人幼馴染みなんだ?」


「 うん、ずっと一緒なの美月とは」






気づくと、理沙ってば…
このチャラい見た目の男と意気投合。
仲良く並んで話盛り上がっちゃって…







「 あ、こいつと俺も幼馴染みだぜ」






と、やっとチャラい見た目の男が
黙っていたこの人に絡み出した。






「 公彦!何か喋れよ〜」と肩を抱き
彼をドンと前に引き寄せた。






「 あぁ〜うざいなー 」


「 何がだよ〜また同じクラス
嬉しいくせにー(笑)こいつ本当に
照れ屋だから無愛想に見えるけど
許してやってなー(笑)」


「 黙れ 」


「 はいはい 」








渋々、頭を下げてくれた彼の名前は
米山公彦。このチャラい見た目の男とは
見た目も真逆で、クールな印象を受けた









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