初恋の記憶






「 先輩、本当にせんべいですか? 」


「 ん?なんで? 」





休憩の楽しみと言えば夜食。
目の前にいるハナちゃんの前には
真っ赤な苺が乗ったショートケーキ。




私の前には、あったかいお茶に
ノリが巻かれた丸いおせんべい。





唖然とした表情のハナちゃんに
私は気にもせず…バリバリ音を立てて
おせんべいを頬張って食べてやった。








「 先輩…何かギャップ激しいですょ 」


「 ん? ギャップ??」


「 はぃ!!ギャップです!」






何故だかハナちゃんの顔が少し
怒ってる様にも…見えるけど?







ハナちゃんはショートケーキを一口
食べて、私の顔を覗きこんだ。








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