汚れを知らない女神さま゚+.。◕ฺ



でもまだ夕方なんだ。夏だから日は長い。


それだけがちょっとだけ救いかな。


「ふぅーん。ありがと。

ねぇ、帰りたいんだけど」

おばさんは心配性だから少しでも遅いと大変な事になりかねない。


おばさんだけ。おばさんだけが私を心配してくれるんだから。


そのおばさんまでを、私が…。

壊しちゃいけないでしょう


そんな事は口が滑っても言えないけど。

あ、さっき過去のこと言いそうになっちゃってたけどね、あれは別だよね。


「簡単には帰さないつもりなんだけど?

あー、そうだね。
ゆぅは何者なのか、教えてくれる?
そしたら帰すよ。すぐに。」


廉くんは、ニヤリと笑うと私に近づいてきた。

あぁ、やっぱりダメみたいだ私。


蛇に睨まれた蛙みたいに動けなくなった。


ゆぅ、って呼ぶ男の人が近づくだけで震えが…止まらなくなる。


「そ、んなの…教えられない、し…。

そんなもの…ない、から…。」

何やってんだ私、こんなんじゃあります、って、肯定してるようなもんじゃない。

「ふぅん、じゃあ帰られないね?」

全て見透かしたようにクスリと笑う廉くんは金髪達に目を向けた。


金髪たちもニヤリと笑うと私に近づいてくる。


もう分かった。私は………。



ヤられる…。