なんか虚しいな、それは。


でも結局私はそういう人間なんだ、

そう思うと何だか自分を哀れんでしまう。


自分で、自分を。

変なの、悲しくなったのに笑いがこみあげてくる。


狂ったように笑う私を目の前の3人は唖然とした様子で眺めていた。


「あ、はははは!あはは!
どうせ私なんか誰も助けに来ないよ!

だから好きなようにヤればいいじゃない…!

好き…な、よう…に。しな…よ…。

うぅ、だってっ…。


あたしは…………」


言っているうちに涙腺が崩壊していく

最初の威勢はどこへいったんだろう。


情緒不安定な私がつい口走ろうとしていたのは…。



きっとあの人のこと。


やっぱり私は知ってるんだ。


もう時間が無いってこと。



タイムリミットは、近づいていること


だけど、それがいつなのかは知りたくないだけ。

涙が零れる。

だけど、誰も助けてくれない。


当たり前だと分かっていても辛いもので。

もうやだ…………。


廉くんなんて嫌いだよ、佐藤だって。

私のオウジサマは、誰なのかな。



ぼーっと考えてる内に私の視界は段々澄んでいった。