「…怯えてなんか無いよ。やめろ」 とてもとても低い声を出す 「…なっ?!」 一瞬緩んだその隙に彼の襟首を掴み投げ倒す 「嫌がってるじゃん?やめなよ? じゃないとモテないよー(笑) 」 どすん、と尻餅をつく彼にそう吐き捨てると空き教室から出ていった 「…はぁはぁ…っ。」 こわかった、本当は。