汚れを知らない女神さま゚+.。◕ฺ




「如月さん、夏休みどこか行く?」


前の席の男子が話しかけてきた。


夏休み…。うーん、どうだろう。



「まだ予定決めてないかな〜!」



片付ける手を止めないで返答する。


「そ、そうなの?だったら僕と──…「ゆぅ!!!」



ドアにもたれている雄大が私を大声で呼んだ。


「あっ、えっとじゃあ雄大呼んでるし行くね!
ごめん、また始業式にきかせて!」



急いでファスナーを閉めかばんを肩にかけて雄大の元へ行く。



雄大の目つきはとても怖くてあとずさりしそうになるほどだ。



「ごめん、もう行けるよ。だから怒らないで…ね?」


夏服の裾を掴んで私よりも背が高い雄大を見上げる。



「…っち、もういい。行くぞ。」



「かおり、ばいばい…」


先に廊下を行ってしまった雄大を追うためかおりには簡単な挨拶しかできなかった。