汚れを知らない女神さま゚+.。◕ฺ




「ゆぅー、帰るぞ。」 


かおりの話から1週間。


終業式の日、雄大が教室に迎えに来た。



「ちょっと、由依!望月センパイだぁ♡
ゆぅ、って何よー!」

すぐさま私の隣によって来たかおりに、少し複雑な心境になりつつも雄大の元へ行く。



「まって、まだ準備終わってなくて──「望月センパイですよね?
あたし、由依の親友のかおりですぅ」


私の言葉を遮って雄大に自己紹介を始めるかおり。


「ん?あぁ、ゆぅから話聞くよ。いいこだって。
ゆぅがいつもお世話になってんね(笑)」



「ちょっと、あんまり色々言わないでってば…!」


「いやいや、こちらこそぉ♪笑」



「ちょっと二人共!」



「お前は早く準備してこい。今日外食だってよ。」


「え、そーなの?それならおばさん待たせちゃ悪いね。急がなきゃ。」


グサ、と言わんばかりの視線を横から感じてチラリと見てみる。



かおりが睨んでる。
心の声が読み取れてしまう。


『あんた何望月センパイと仲良く話してんのよ、ふざけんじゃないよ。』


やばい。直感でそう思った。


「…っと、とりあえずかおりと話しててよ!ね?じゃ!」



もう一度、チラリ。



『よしよし、よくやった。』


満面の笑みを私に見せるとかおりは、雄大に話しかけ始めた。

…ちょっと距離近すぎないかな?


腕を絡ませようとしてるのが一目見て分かる。



そんなにも雄大に本気なんだ。



なんだか怖くなって私はすぐそばを離れた。