Lonely butterfly



「だったら、邪魔すんじゃねぇよ」


また、殴りかかろうとする


「だから、その辺にしとけっていってるじゃん」


あたしは殴ろうとしてるやつを回し蹴りで蹴飛ばした



ガシャン!



「……いってー、テメェ!」


「お、おい!コイツもしかして…夜蝶じゃねぇの」


「はぁ?夜蝶なわけねぇだろ
馬鹿なこといってんな」


「…そうだよ、あたしは夜蝶。あんたたちみたいなやつから弱い奴を守る」


「……や、夜蝶!?」


「また、回し蹴りされたい?」


「ひぃ!?ご、ごめんなさーい!!!!」


「あ、ありがとうございました!」


「…もうこんなことすんじゃねぇよ…」


「は、はい!」


そうしてサラリーマンは夜の街へと消えていった