Lonely butterfly



転校生は、いやそうな顔して俺たちに言った


「…なんでそんな問に答えなきゃならないの
アホくさ……」


と。


軽蔑している目は変わらず、なんというか、人間自体軽蔑している


おれはそう思った


でも、俺はあの扉をボロボロにするぐらいの力を見越して


「なあ、俺たちの族にはいらないか?」