服を選んでもらいたいとは一言も言っていないし、思ってもいないが、梓さんに『女装するわけにはいかないけど、女の子の服を選ぶのは好きだから』、『私のファッションセンスは良いと自負しているわ』、『お願い!生徒会のお仕事減らしてあげるから!』などなど可哀想になるくらい必死に頼まれたので、渋々だ。
その事を二人に話せば自分たちも行きたいと言うので、同伴する事になったが、私はもう少し女子っぽくするべきかもしれない。
棗には可愛い服着せてあげたいなぁ、楓さんにも、確かにお前の服装はいつも地味だと言われてしまった。
お姉さんもうふふと嬉しそうな笑みを浮かべながらお金を差し出してくれたから、何も言えない。そんなに私は地味だったのか……
「?……向日葵、行かないの?」
「今行く!」
パタパタ、スリッパを鳴らして部屋を出た。
うーん、少女マンガは恋のバイブルと言われているが、それを読んでいても女子っぽくなれるわけじゃないらしい。
私の常識はぱちんと一つ、潰れた。
その事を二人に話せば自分たちも行きたいと言うので、同伴する事になったが、私はもう少し女子っぽくするべきかもしれない。
棗には可愛い服着せてあげたいなぁ、楓さんにも、確かにお前の服装はいつも地味だと言われてしまった。
お姉さんもうふふと嬉しそうな笑みを浮かべながらお金を差し出してくれたから、何も言えない。そんなに私は地味だったのか……
「?……向日葵、行かないの?」
「今行く!」
パタパタ、スリッパを鳴らして部屋を出た。
うーん、少女マンガは恋のバイブルと言われているが、それを読んでいても女子っぽくなれるわけじゃないらしい。
私の常識はぱちんと一つ、潰れた。
