ヤンデレ兄弟と同居しているが、もう限界。

それから暫くして、生徒会について説明しにきた先生とあれこれ喋って時間がすぎた。


ちなみに私が一番気になっていた、生徒会って演説とか選挙みたいなのはしないのか、という疑問だが、どうやら梓さん宜しくこの学校の生徒会はかなり脱力しているらしい。

故に言うほど候補者が出ないので、いっそのことと、希望者をそのまま生徒会役員にするようになったとか。



それでも梓さんや花子さんは成績優秀で、生徒会長・副会長には申し分ないらしい。なるほど、だから先生も梓さんの女言葉について何も言わないのか。妙に納得したのをよく覚えている。





そうして一時間半、あっという間にすぎた。今、私の腕には、生徒会についてのプリントがたくさん入った袋が抱えられている。

このまま帰るのもどうかと思うが(梓さんにも、落としたらダメだからお勧めしないと言われた)、鞄に入りきらなかったので止むを得ない。



人の気配のない昇降口で、上靴を脱ぐ。篠山兄妹にもう遅いから送っていこうかと言われたが、そこまでしてもらうのは気が引けるので、遠慮した。二人も色々忙しいらしいし。




そんなことを考えながら、靴を履いていると、背後から聞き覚えのある声がした。