情報屋×極道組長


おぉ、自らがお出ましってか。

にしてもよ、

「人が態々インターホン押したんだから、いっぺん出てから表に出てこいよ。」

「誰が来たかわからねぇに、安安と開けてたまるかよ。てめぇも裏の人間だからわかるだようよ。黑城千尋さんよ」

チッ。

「態々フルネームで呼ぶな。何かの厭味が」

「ははは、まぁ立ち話もなんだ。入れ」

入れっておめぇが呼んだんだろうが。

畜生、何処までも腹が立つ奴だ。