「よし、海翔お皿をテーブルに運んでくれる?」
「うん!持っていく!!」
「ならお願いね」
本当に素直な子に育ったな。
父親に似たのだろうか。
よし、海翔が運んでくれてる間にフライパンとか洗うか。
「ママ、出来たよ!」
早速取り掛かり洗い物も終わった頃、丁度海翔もお皿やスプーンを並べ終わったようだ。
「ありがとう、なら席に着こうね」
「はーい!」
あたしも海翔も席に着き、手を合わせた。
「いただきます」
「いっただきま~す」
それが合図のように海翔はスプーンを手に取ると、勢いよく食べだした。
「海翔、そんなにお腹空いてたの?」
「空いてたのもあるけど!僕ね!ママの作るご飯が一番好きっ!」
はにかみ笑顔でそんなことを言われた。
こんなこと言われて喜ばない母親はどこにも居ないだろう。
嬉しさのあまり、海翔の頭を撫でた。
「ありがとう、もっともっと美味しいご飯作るからね」
「うん!!」
そう言ってまた食べ進めていった。

