「うん、ありがとう」

将生は、まだ眠っている。でも生きててくれて、よかった。

「これ将生にあげて あいつツナのおにぎりすきやでさ」

お母さんは、驚いてた。

「うん」

「じゃあ 行ってくる 将生の近くに居てやってください」

「はいっ」
優しいわね、なんていう母親は優しく笑って 私をみた

「あたりまえですよ じゃあ」

「いってらっしゃい」

当たり前だ 家族なんだからさ
こんなにまともに話したの初めてかも