『澪ー!!何したの?なんか急に拓也くんから離れてない?』

海森…

私は全部話した。仁のこと
拓也の告白のこと
空き教室でのこと。

海森はすべてを受け入れてくれた。こんなバカみたいな話を。

だからだ。海森がほかの人と違うと感じたのは、こんな些細な相談に頭を悩ませ考えてくれる人だからだ。