ん……なんか体の手足が痛い


しかも背中は冷たい。何この感覚、


そう思ったところで私の目は覚めた。手と足は鎖でしばれていて周りはまるで廃工場だ。こんなところ私でも見たことはない。


遠くに来てしまったのかな。でもさらうだなんて。一体誰なの?


私は人に恨みを買うようなことをしてきたつもりはない。こんなことされる理由がわからない。

バタンっ!

『まぶし……』

そこにたっていた人物、それは


今一番会いたくて会いたくない人。