そして、その眩しい燐ちゃんがこっちを向く。 ドキンドキン、と異常なほど胸が音を立てる。 「……千世ちゃん!」 ああ、だめだ。 危険だ。 その笑顔は私に毒だ。 私はもう燐ちゃんの魔法にかかった。 呪いのようなそんな魔法に。 「来てくれたんだね」 「う、うん」 「お友達もいらっしゃい」 「こんにちは」 タキシードが似合いすぎて直視できない。 恥ずかしい、顔が熱い!