「なななななっちゃん!」 「(なななな……?)」 「このあと暇ですか!」 「デートのお誘いですか?」 「そうともいう!」 「えーお断りしておこうかな」 やっと終わった私の接客時間。 同時に終わったなっちゃんのもとへ駆け寄る。 「あ、あのね」 「うん」 「燐ちゃんのクラスに一緒に行ってくれませんか…っ」 「(あーなるほど)」 調理室に行く、と報告した時はなにも恥ずかしくはなかったのに。 なんで今こんなに恥ずかしいんだろう。