恥ずかしいけど、楽しい。 この忙しさで、私は燐ちゃんのことを頭の片隅に置いてしまっていた。 「千世、指名ー」 「うえっ」 それは突然だった。 指名なんて今までなかったから動揺して。 でも他のクラスの友達、という考えに行き着き、私は緊張しながらも向かっていった。 「……」 そんな考えは甘くはないと気づくのは、あと少し。