放課後のレシピ。




「着替えてるときに入ってこないでよー!」

「お前みたいな子供体型誰が見るかっての」


もう着替えてないけど。

そんなことは知っているようで、嫌味な言葉が返ってきた。



「なによー」

「お前、あの先輩と知り合いなの?」



あの先輩。


すなわち燐ちゃん。




「いつもお菓子作ってくれるよ」

「ふうん、好きなの?」



なんでみんなこんな質問ばっかりするんだろう。


男女が仲良くなったら、それはもう恋になるの?



「なんでそんなこと聞くの」

「知らねー」



意味わかんないし!

知らないなら聞くな!



「燐ちゃんのことは好きだよ」

「それなに、恋愛的な意味で?」

「わかんないよ」

「わかんないってなんだよ」

「わかんないもんはわかんないの!

何で仲良くしてたら恋愛の考えになるの?」



私がそういうと、住田は急に真剣な顔つきになった。




「男女が一緒にいたら、絶対恋に落ちるんだよ」