「んっ、美味しい!!」
ふわふわした食感。
口に広がる、優しいチーズの味。
文化祭だけの商品だなんてもったいない。
お店に並べたらすぐ完売しちゃいそうなほど美味しい!
「文化祭、いけるかな」
「もう大行列だよ!お客さんみんな燐ちゃんのクラスにとられちゃうなあ」
「そんなに誉めてもらえるなんて嬉しいな」
ほっとしたように、笑顔を見せる燐ちゃん。
こんな笑顔が、文化祭でみんなに見られちゃうのかな…
あれ、心狭すぎ?
「ごちそうさまでした!」
「はい、完食してくれてありがとう」
「こちらこそありがとう!」
二人で食器を洗う。
もう外は完全に暗くなっていた。

