「千世ちゃんのクラスは文化祭何するの?」
「カフェになったよ」
「あ、僕のクラスもなんだ」
放課後いい匂いと共に会話がうまれた。
内容は流行ワードナンバーワンの文化祭のこと。
カフェは一学年に一クラスしかできなくて、うちの実行委員は恐ろしく強い運で勝ってきた。
結果、《ここらで一息、B組甘味屋》になったのだ。
「名前からして、和菓子中心?」
「そうそう!みんなで浴衣着て接客するの!」
「え、千世ちゃんも?」
「私小道具でよかったのにね」
女子はほとんど接客にまわる。
私が美人だから、なんて理由は一切なかった。

