放課後のレシピ。




「ち、千世ちゃん!?」



ビックリした顔で急いで私のもとへ駆け寄ってくる。



そしてすぐに窓があいた。




「びっくりした、今日来ないって言ってたのに!

……ていうか、なにそのカメラ」




「ビックリさせてごめんね、私写真部に入ったの」



「写真部!?」





燐ちゃんの大きな目がさらに開かれる。




「なんでまた」


「燐ちゃんの役に立ちたかったから」




あと、燐ちゃんのお菓子をずっと手元に残すため。





そう言うと、燐ちゃんの顔が赤く染まっていく。






「……僕のために?」



「うん!燐ちゃんのお菓子、たくさんとらせてね!」



「もちろんだよ、レシピノートにも貼りたいくらいだよ」




「貼ってもらうために入ったんだから!」