放課後のレシピ。




「おかえり」


「…ただいま」


「あれ、萎れてる」


「…うん」




大人だった。



私がちっぽけに見えた。




一つ違うだけなのに。





凄く大きな差がついてるみたい。





「はあ…」


「幸せ逃げた、私貰った」


「それはだめかも…」






でも、燐ちゃんの特別を私は持ってるんだ。



違っても燐ちゃんのお菓子は食べられるんだ。





「あ、戻った」


「授業頑張る!」


「はいはい」




だって私には、燐ちゃんとの放課後があるんだもん。