私と燐ちゃん。 二人だけの居場所。 …素敵な響き。 「明日はなに作ろうかなあ」 「私リクエストしてもいい?」 「もちろん!」 「じゃあ、ミルクレープがいいな」 「そんな簡単なのでいいの?」 「私の大好きなケーキを、大好きな燐ちゃんの味で食べたいの!」 燐ちゃんはまた優しく笑って、私の頭を撫でた。 「さ、帰ろう」 「うん!」 静かに調理室の鍵が閉まった。