「はい、完成」
「おいしそー!」
見た目も華やか。
中のクリームがちらちらと見えていて、とても美味しそう。
「写真撮るから待っててね」
「昨日もしてたけど、なんで?」
「食べてるときに教えてあげるよ」
携帯のカメラでパシャリ。
満足げに頷いた燐ちゃんは、やっと椅子に座った。
「召し上がれ」
「いただきます!」
外はサクッとしてて、中はとろとろ。
「私燐ちゃんの味覚えちゃったから、燐ちゃんのお菓子しか食べられなくなるかも」
「そしたらずっと僕が千世ちゃんのためだけに作ってあげるよ」
そんなこと言われたら、安心してたくさん食べれるよ。
燐ちゃんの味しか食べなくなるよ。

