放課後のレシピ。






「あ、自己紹介が遅れてごめんね、本郷燐です」


「千世の友達の半田奈津子です」




キラキラした笑顔で燐ちゃんをみるなっちゃん。


……いつもと笑顔が違う。



「奈津子ちゃん、これから千世ちゃん借りていいかな」


「いいですよ、私も彼氏とまわるんで」




えっ、聞いてない!




「千世ちゃん、俺もうシフト終わったから一緒にまわろう」


「えっでも、他の人とまわるんじゃ…」


「最初から千世ちゃんとまわる予定だったよ」




そんな勝手に……。


あの女の人はいいのかな。


私でいいのかな。