君に伝えたいこと




並木道のベンチで木と空と雲を眺める。




「拓也…」



今日は何度この名前を呟いただろう…






その時携帯が光り、メールが来たことを告げる。



「(もうどうでもいい)」


そう感じながら何気なく携帯を開いた。