潤『海斗ー野球部見学行くだろ?』

俺「え?あぁ、おう......」

ほんとは、花音と帰りたいし、疲れたから休みたいけど、潤の迫力に負けた。

俺は、人と話すのが苦手で、ちっちゃい頃から、潤と花音としか話さない。

というか、話せない。

ちょっとした、人間不信だな。

ちょっと考えてると、潤に急かされた。

はぁ..........

重い足取りで下駄箱に向かい、靴に履き替えた。

《うえーーーい》

野球部の声がする。重い足取りが更に重くなる。

潤『おぉっ楽しそー』

俺「あ、あぁそうだな」

潤『どうした?お前。具合悪いか?』

俺「まぁ、そんなところ。」

潤『まじか。帰った方がいいぞ。』

俺「そうするわ。ごめん。」

やった。抜けれた。

ふーーー。これからどうしよ。

花音の家行くか。宿題やろー

《ピーンポーン》

花音『はーい』