ぎりぎりで教室についた。

俺は、花音と同じ3組。

いきなり、後ろから思いきり叩かれた。

潤『おい!海斗~また同じだな笑』

こいつは、同じ少年野球のチームだった、矢野田潤(ジュン)。
いてーんだわ。力強いから笑。
俺「おい!潤、入学早々やめろよ
花音、席どこ?」

潤のことは一旦置いといて(←笑)
花音と席を探す。

花音『あった~♪』

花音の席は、3列目の一番後ろ。
えーっと。
おっ。あった。幸い、2列目の一番後ろで、花音の隣だった。
俺「あった。俺、花音の隣じゃん」

花音は良かった、というような笑顔を見せた。
可愛いんだよな~モテるし。本人は全く分からないみたいだけど。

俺は花音の幼馴染みだから、周りの男子には羨ましがれる。