はっきりとは分からない。

でも、そんな気がする。

普段、皆は優しくしてくれるし、大好き。

だけど、影で何か言われてたらって考えると、怖くて........

私は皆の前で、キャラを作ってる。

それは、海斗にはバレている。

麗奈『?花音?』

私「あ、おっはよー♪」

私は花音(カノン)。桜田花音。

私「ねぇ、みんな何組?」
梨沙『私は...えーっと。あった!1組だ~』
薫『あたし、2組~♪』
麗奈『うちは、1組!やった!梨沙といっしょ♪』
海斗『俺、3組。』

私「私、3組だ~海斗と一緒♪
え。待って。皆と離れた.....泣」

最低だ。私。皆と離れて寂しいのに、嬉しい。

梨沙と麗奈がいる、1組の担任は、こわーーーい体育の先生。
薫がいる2組の担任は、若い、音楽の先生。
そして私と海斗のいる、3組の担任は、デブの数学の先生。

担任的には、3組が一番いいけど、メンツは1組がすば抜けていい。

麗奈『花音、海斗くんもいるんだから。
休みの時間は、遊びに行くから。ね?』

梨沙『薫........大丈夫だよ?
私ら、遊びに行くから。頑張ろ!』

私「うん。麗奈、ありがと。
薫、ほんとだよ。遊び行くから!」

薫『うん.........ありがと。』


海斗『あのさ、時間やばくね?』

私「うわ!ほんと!早くいこ?」

私たちはそれぞれの教室にダッシュで向かった。
私・薫『ばいばーい!』
海斗『じゃーな』

梨沙『うん!またあとで♪
麗奈、行くよっ!』