それから何年か経って
中学にあがったある日
祖母が病気で倒れました。


私はすぐに治癒の力で
治そうとしましたが祖母は
それを拒否しました。


祖母「限りある命だからこそ命とは
尊いものなの。だからね精一杯悔いのないように生きなさい結愛。」


そう言って祖母は息を引き取った。


その日から私はずっと独りで
生きてきました。


橘「これが私が話せること全てです」