その日から私はケガをするたび
すぐに傷が癒えました。


それを両親は段々と不気味に思い
私に冷たく当たるようになりました。


会話は一切せず食事をする時だけ
顔を合わせるような毎日。


とても寂しい日々でした。


その頃唯一の話相手が
母方の祖母でした。


今までは1週間に一度くらいしか
家に遊びに来ない祖母が
毎日のように来て私とたくさん
話たり遊んだりしてくれたのです。


祖母といる数時間だけが
生きてると実感できる
楽しい時間でした。