桜が散るとき



―1週間経っても彼女は目覚めなかった。


幹部全員が暇さえあれば彼女の様子を
見に部屋へ来ていた。


沖「結愛さんみんな心配しています。
早く目を覚まして下さい」


橘「んっーーーー沖田さん?」


沖「目が覚めたんですね!!よかった〜
1週間も寝てたのでこのまま
目が覚めないかと思いましたよ!」


橘「え?1週間も寝てたんですか?!」


沖「そうですよ~!みんな心配して
暇さえあればここに来てたんですよ」


橘「そうだったんですか。ご心配を
お掛けしてすみませんでした!!」


沖「いいんですよ。私を助けて
こうなってしまったんですから」


橘「沖田さんが無事でよかったです!!」


沖「ありがとうございます。では私は
みんなに結愛さんが目が覚めたと
伝えてきますね」


そう言って沖田さんは部屋から出て行った