桜が散るとき



屯所へ着くなり急いで土方さんの
部屋に向かった。その間に平助は観察方兼医療担当の山崎君を探しに行った。


沖「土方さんっっ!!」


土「総司ー!!声を掛けてから入れと
いつも言ってんじゃねぇか!
っておい、何があったんだよ」


沖「後で説明します!!とりあえず
早く布団引いてください」


土「あ、あぁ」



藤「山崎君連れてきたぞー!!」



沖「山崎君手当てお願いします」


山崎「出血が多すぎるわ…。とにかく
急いで傷口をふさがないとまず
   いぞ」


そう言うと山崎君は結愛さんの
着物を上半身だけ脱がせた。


そして斬られた所を見て、


山崎「そんなバカな…」


と、とてもびっくりした様子だった。


沖「どうしたんですか?!」


山崎「それが傷口が塞がっているんです」


土「どうゆう事だ山崎」


山崎「私にもよくわからないのです
とりあえず彼女が起きないこと   には何も分かりません。」


山崎君にもわからないので彼女が
目覚めるのを待つ事しか方法がなかった。