桜が散るとき



土「そうだったな。とりあえず俺のを
着てろ。俺は部屋の外で待ってる
から着替えたら出てこい。」



橘「ありがとうございます。」



土方が部屋から出たのを確認して
受け取った着物を着ようとしたが
着方がわからなかったので
それっぽく着て良しにした。


橘「お待たせしました。」


土「何だ?その着方は。」


橘「着方がわからなかったので、、、」


土「ったくめんどくせーなー。
  直してやるからこっちこい」


橘「すみません。」


面倒くさいと言いながらも
土方さんは綺麗に直してくれた。


土「これでよし。ほら、いくぞ。」


橘「ありがとうございます。」


土方さんの後について歩くと
ある部屋の前で止まった。


中から朝とは思えないほどの
賑やかな声が聞こえてきた。