どーしよ。誰と組めばいいのかな…
知らない人ばっかだよ!

犬「ねぇー君ー?」

犬「ねぇー君ー?」

「わっ、はっ、はい!」
男子だー!あ、ここ男子校だ…

犬「もう誰かと組んでるの?」

「なっ、何をですか?」
そう言うとクスクス笑われてしま った。

犬「寮の話だよー」

「まっ、まだです…」

犬「じゃぁさー、俺らと組まない?」
まさかのお誘いきたー!?
うん、困ってたから助かるけど…

「あっ、あのー」

犬「んー?」

「ほっ、他に組んでる人は誰です
か?」

犬「あーそれね。一度紹介するから
ついて来てー」

「あっ、はい。」
テクテクとあとをついて行く。
それにしてもやっぱり男の子なんだ なー。歩くスピードが速いや。

犬「おーーい!連れて来たよー」
そう言うと一斉に向かれた。

良「あ?これかよ。強斗が選んだやつ。 ぜってー弱いだろ」
会ってそうそうなんだこの人!
てか、怖いわ!!

凛「ねぇねぇ、君身長何センチ?」
何この子!めちゃ可愛い!え?マ
ジで可愛い!!癒される!

双「「君、誰?」」
いやまて、こっちのセリフだ!

強「…」
ノーコメントでお願いします。
てか、うん…

「あのー、もしかして…」

犬「あー、この人達だよー」
はい、却下していいですか?

「すいません。無理です」

良「は?おいおい!何言ってんだよ!誰 が呼んでやったと思ってんだよ?」
いやいや!何その上から!

「かっ、勝手に呼んだのはあっ、貴方 達です…」

犬「あっ、言えてるねー」

良「共感してる場合か!」

強「…おい」
ひっ!何この人…怖い!怖すぎる!

「はっ、はい?」

強「なんでいやがる?」

「だっ、だってそこの人怖いし…」
男の子は皆怖いけどね…

強「あいつがいなきゃいいのか?」
え?そーゆー問題じゃないけど…
とりあえずコクリと頷いた。

強「おい、良。外れろ。」

良「おいおいおい!なんでだよ!」

双「「バイバーイ」」

良「バイバーイ…って笑顔で言ってんな !」

凛「see youー」

良「英語で言うな!」

凛「あ、わかったの?」

良「わかるわ!この俺が分からないとで も思ったか?」

凛「うん!」

良「殺す!!!」

「プッ…あははははははは!」

皆「え???」
最初は喧嘩しかしなそうな怖くて恐 ろしい人達だって思ってたけど、ち ょっと他の人とは違う感じがした。

犬「…えっとーなんで笑ったの?」

「だって、コントみたいだし、仲良い なって思いまして…プッ」

良「まぁ、結構一緒にいるしな」

強「まぁ、とりあえず入るよな?」
何この普通な流れで入って来た?

「いや、でも…」

強「じゃ、こいつには指一本触れさせな い。触れたら……って条件でいいか ?」
何その間は!!!もーいいや!

「わっ、わかりました」

強「よし、これで揃ったな。行くぞ」
んー。とんでもない人達と関わっち ゃったな…とりあえず平和を望む。
そう思いながらも校長室に報告しに 向かった。