「なんでー!なんで私が男子校に行か なきゃ行けないのー!!」

普通の生活をして普通の高校生にな って友達といっぱいおしゃれしたり したかったのに、なんでよりによっ て男子校なの!!!

「落ち着きなさい 結美」

「そうよーご近所迷惑でしょー」
そゆ問題か!!!

「結美だって普通に恋愛して結婚した いでしょ?」

「それはそーだけど、関係ないでしょ ー!」

「それでパパと話したの!結美を男子 校に行かせよって」

「だったら普通の共学でいいじゃん 」

「だって共学だとしても男の子と話さ ないでしょ??」
うっ、バレてたか…
そなの、私は男子が大の苦手
あることがあってね…

「でもさ!だか…」

「結美、パパだって危険な場所になん か行かせたくなかったんだ」

「だったらいーじゃない」
心配するんなら共学にしてよ

「でもあの事件がたってからもう、2 年だ。いつまでも引きずってるわけ にも行かないだろ」
[もう]じゃないよ…[まだ]だよ
まだあの人がいなくなってから2年し か経ってないんだよ

「それにこれから行く学校はあの人の 母校だ」
え?あの人の母校…

「昔のことも何かわかるかもしれない お前も前に向けるかも知れない」
たしかにそうかも知れないけど
でも、あの人の過去を知ることが出来 るのならいってみたい

「わかった いくよ」

「結美…」

「行って前に進めるよう頑張るよ
いつまでも引きずってちゃだめだね」
これ以上心配させちゃいけない

「ありがと。結美 なら急いで支度しな くちゃね!あ、制服はこれね!学校 の名前は豪火学校よー」
あー嬉しそだなー
ズボンは赤と黒のチェックかー
豪火って強そうな名前

「部活はやるかわからないけどさっさ と帰ってこよーっと」

「え?寮生活だから当分無理よ?
はい、髪切るよー」

「は?はーーーーーーーー!?」
え?なにその当たり前的な流し方!
なにも起きなきゃいいな