カッコイイ年下君との恋愛事情








可愛くて、優しくて、面白くて憧れる




そんな沙織先輩には凄く良くしてもらってるんだっ♪







「双葉ってば、また品定めでもしてたの?」





ニヒヒッとにやけながら私をおちょくる沙織先輩







「な、違いますよっ!!神谷先輩を眺めてたんです!ほら!」





そう言って私の居たポジションに招き沙織先輩に窓の向こう側を見せる








「あー、神谷くんか。好きなんだっけ??」





「いえいえ!
好きとかではなく、カッコイイ人が好きなだけなので!」







「あははっバッサリ言えちゃう双葉はやっぱり凄いよっ!」







「あ、どーもです♡

ところで、1年生の教室に来てどうしたんですか?ゆかりんですか??」







「ううん。今日は双葉にお願いがあって!!」






「・・・はい??」






疑問符を浮かべっぱなしの私の前で、パチンッと掌を合わせて、罰悪そうに一言