カッコイイ年下君との恋愛事情








カリカリと物を書く音が急にピタリと止んだのを不思議に思い、秋くんに意識を戻す





「どーしたの?」






「・・・いつも解けないんだよね、コレ」






テキストの問題に視線をやるとそれは今日授業中に私が解いた問題だつた






おお、ラッキー・・・!






「これはこの方式を使うんだよ!!」






「・・・へー、さすが先輩」







「えっへん!見直したか!!・・・って言いたいところなんだけど、予習して来たから」







「は、予習・・・?」








「昨日秋くんの解いた問題集見てて、わからない問題ばかりだったから今日授業中に高校受験の勉強したの」






「予習ってっっ・・・くっ・・・センセーが予習してくるってどんな家庭教師だよ」






正直に答えた私を横目に、お腹抱えて笑う秋くん