「私が転びそうになったのを支えて助けてくれただけなの!」
「・・・」
「森くんはただのクラスメイトなの!!」
「・・・」
問題解決に繋がると思ってちゃんと伝えているつもりなのに、聞こえてないんじゃないかと思うほど秋くんは無反応に歩き続ける
もおおおおお〜
「森くん彼女いるもん!!!」
半ば投げやりにそう言った途端ピタリと足を止めた
「秋くん?」
と声かけるとしゃがみこんで髪をくしゃくしゃっとした
「はぁ、まじか・・・すげぇ勘違いした」
私もしゃがんで顔除くと顔真っ赤になって戸惑い気味の秋くん
「ごめん、桐谷さん。俺、ちょっとどうかしてた」
「う、ううんっ」
そんな秋くんに私も釣られて顔が火照る

