「なにやってんの?」
「やっ!違うの秋くん!!これはッー」
私がそう言うと一瞬顔を歪めてから私とは反対方向へ歩き始めてしまった
"ごめんね森くん!"と一言謝ってから私は急いで秋くんを追う
「ま、待って秋くん!!」
羞恥心なんて気にしてられない。
そんな勢いで秋くんを呼び止めるけど、全く聞く耳を持ってくれない
けどキャリーケースを持ってて走りづらいからか秋くんは少し早歩き程度
私は必死に走って追いつき
「待って!!!」
秋くんの手を掴む
「聞いて秋くん!誤解してると思うの!!」
「誤解もなにもそのまんまだろ」
私が必死に話しても、そう冷たく言いながら止まること無く歩き続ける秋くん
「違うの!」
私も負けじとひたすら追いかけながら一刻も早く誤解を解きたくて話を続ける

