カッコイイ年下君との恋愛事情







よく考えれば秋くんに電話とかあんまりしないんだよね




普段は学校で会えてるし




夜はいつも通りお家にお邪魔してお泊まりしたりしてるから


別々の時間ってけっこう少なくて





今思うと逢いたいって思う前に満たされてるって贅沢だったなぁ




だから、何ヶ月ぶりか分からない電話に緊張





携帯片手にベッドの上で正座して、ゆっくり深呼吸




「よしっ」




まだ少し震える手で秋くんに電話を掛ける






プルルルルと呼び出し音が聞こえて暫くすると



ーー「もしもし」




「出た!」




秋くんの声だっ





ーー「ふっ、掛けてきておいて何言ってんの」




そう言いながらも秋くんの声は少し楽しそうで



目の前にいなくても今秋くんがどんな表情してるのかなって想像出来た





「えへへっ。電話ってなんだか新鮮で」